BMW、スタートアップ企業向けのコンテスト「サステナビリティ―360」を開催

    9月のドイツ国際モーターショー(IAA)にて最優秀企業を表彰
    最優秀企業は「BMWスタートアップ・ガレージ」プログラムに参加

    ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長:クリスチャン・ヴィードマン)は、BMWグループのスタートアップ支援プログラム「BMWスタートアップ・ガレージ」のもと、革新的かつサステナブルなビジネスモデルを全世界のスタートアップ企業から募るコンテスト「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」を実施する。

     

    「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」では、リサイクル材、サステナブルサプライチェーン、高効率生産、モバイルインテリジェンス、スマート施設運営、顧客中心モビリティー、サステナブル技術、の7つの分野における革新的なビジネスモデルを募集し、最優秀スタートアップを選出する。6月28日まで全世界のスタートアップ企業に対して募集をし、BMWスタートアップ・ガレージの審査員による選考を経て、7月22日に公開デモデイを迎える。デモデイでは、選出されたファイナリスト企業が、BMW全社に向けてピッチを行う。その上で、本年9月にミュンヘンにて開催予定のドイツ国際モーターショー(IAA)において、最優秀企業が表彰される。最優秀スタートアップ企業は「BMWスタートアップ・ガレージ」プログラムに参加し、BMWとさまざまな協業機会が与えられる。

     

    「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」の応募要件は以下のとおりとなっている。

    - サステナビリティ―に関連した技術および試作品または商品を有する

    - VCまたはアクセラレータ―から出資を受けている

    - 法人格を成し、フルタイムチームである

     

    「BMWスタートアップ・ガレージ」は、BMWグループと協業が可能なプロトタイプ商品を持つスタートアップ企業を対象としたドイツ・ミュンヘンの本社を拠点としたプログラムであり、既にシリコンバレー、上海、テルアビブにおいても実施されている。採用されたスタートアップ企業は、BMWの各領域のエキスパートによるサポートや、プロトタイプの商品化に必要なエンジニアや各種ツールなどの支援を受けることができる。対象は自動車関連事業に限定しBMWグループの今後のモデルに関して高機能化/高付加価値化につながる製品/サービス提供が可能な、実用的なサプライヤー候補としてのスタートアップを発掘するためのプログラムでもある。昨年は、BMWジャパンとして初めて、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup」と連携の上で「BMW Startup Garage 2020 Pitch Day」を開催した。

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    「サステナビリティ―360(360° Sustainability Challenge)」募集サイト(英文のみ)

    www.bmwstartupgarage.com/opencall-sustainability/

     

    BMW Startup Garage公式サイト(英文のみ)

    https://www.bmwstartupgarage.com/

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