BMW 5シリーズ
先進の美学が息づくデザインと最先端テクノロジーを融合したエグゼクティブ・セダン、BMW 5シリーズ。乗り込めば、上質を極めた空間と未来志向の操作フィールがもたらす、新たなインスピレーションを。
走り出せば、高性能な内燃エンジンで、革新的な電気モーターで、天性のスポーティネスを心ゆくまで。
- 最高出力 250kW〔340ps〕
- 0-100km/h 加速性能 6秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW i5 eDrive40 M Sport
※画像の車両は一部日本仕様と異なります。また、オプション装備等を含む場合があります。
※使用している画像は、実際の色合いと異なる場合があります。
- システム・トータル最高出力(自社データ) 259kW〔352ps〕
- 0-100km/h 加速性能 5.6 秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW X5 xDrive40d M Sport
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- 最高出力 460kW〔625ps〕
- 0-100km/h 加速性能 3.3秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW M5 セダン
※画像の車両は一部日本仕様と異なります。また、オプション装備等を含む場合があります。
※使用している画像は、実際の色合いと異なる場合があります。
- 最高出力 460kW〔625ps〕
- 0-100km/h 加速性能 3.3秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW M5 ツーリング
- システム・トータル最高出力 442kW〔601ps〕
- 0-100km/h 加速性能 3.9秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW i5 M60 xDrive ツーリング
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- 最高出力 250kW〔340ps〕
- 0-100km/h 加速性能 6.1秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW i5 eDrive40 ツーリング M Sport
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- 最高出力 145kW〔197ps〕
- 0-100km/h 加速性能 7.5秒 ※ヨーロッパ仕様車値(自社データ)
BMW 523d xDrive ツーリング Exclusive
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BMW 5シリーズのさらなる魅力
BMWの電気自動車
BMWファイナンシャル・サービス
BMW 5シリーズ:革新の系譜
1960年代のBMWに大いなる成功をもたらし、今日に至る発展の礎を築き上げた「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse=ドイツ語で“新しいクラス”の意)」。そのコンセプトを受け継ぎ、イノベーション、卓越したパワー、ワンランク上の快適性を融合させたのが、BMW 5シリーズです。
デザインにおいても新たなマイルストーンを打ち立て、キドニー・グリルやCピラーの「ホフマイスター・キンク」など魅力的な特徴をトレードマークに、半世紀にわたり独自のスタイルを打ち出してきました。これらのエレメントは、世代を超え、モデル・シリーズを超えて受け継がれ、今やBMWブランドを象徴するデザイン・アイコンとなっています。
BMWの新しいネーミング・ルールが適用されたのも、BMW 5シリーズが最初です。1文字目の数字がシリーズを示し、次の2桁の数字がエンジンの性能を示しています。以降、すべてのシリーズがこのルールに則って命名されています。
常にエポック・メイキングな存在であり続けてきた、BMW 5シリーズ。いつの時代も、先駆的なリーダーとしてクラスを牽引してきたその歴史を辿ってみませんか。
第1世代
(BMW E12)
1972年、BMWはアッパー・ミッドサイズ・クラスのセダンを発表しました。その生みの親は、デザイン界のレジェンド、ポール・ブラックでした。これが最初のBMW 5 シリーズです。それは将来においても際立つ特徴のすべてを、既に備えていました。その中には、ダブル・ヘッドライトを備えた印象的なラジエーター・グリル、伸びやかなシルエット、そしてBMWらしい後輪駆動などがあります。サスペンションは運動性能、安全性、快適性を兼ね備えています。コックピットでは、厳格な機能性が重視されています。インテリアは、上質な素材と便利な装備の数々が印象的です。
翌年には、よりパワフルなバージョンのモーターが登場しました。まず始めに107kW(145ps)のBMW 525、そして121kW(165ps)のエンジンを搭載したBMW 528です。
1977年以降は、すべての車種でボンネットが上がります。リヤ・ライトは大きくなります。6気筒モデルのBMW 525と528には、ダブル・キャブレターが装備されます。その結果、パワーも向上しました。総生産台数は約70万台で、後継モデルの登場まで生産は続きました。
生産期間:1972年 – 1981年
エンジン:1.8 – 3.5ℓ(66 – 160 kW, 90 – 218ps)、4気筒および6気筒
全長/全幅/全高:4,620mm/1,690mm/1,425mm
第2世代
(BMW E28)
テクノロジーの進化はますます加速します。第2世代では、キドニー・グリルに4灯式ヘッドライトを配したフロントを受け継ぎながら、リヤではエアロダイナミクスを向上させるためのデザインに刷新されました。同時にABS、エアバッグ、電子制御エンジン、触媒コンバーター、オンボード・コンピューターといった革新技術の数々を搭載。この時代に、ほとんどすべてのエンジンにマニホールド内噴射が採用されていました。
1983年、BMW 5シリーズ初のディーゼル・エンジンを搭載した、BMW 524tdがデビュー。最高出力85kW〔115ps〕を発生し、当時世界最速のディーゼル・セダンとしてその名を知らしめました。
1985年には、BMW M社のエンジンを載せたBMW M535iおよび初代BMW M5が登場。これによって、スポーツ・セダンでもレーシング・マシンに匹敵する卓越したパフォーマンスを発揮できることが証明されました。すべて手作業によって製造されていたBMW M5には、BMW M635 CSiと同じ排気量3.5Lの直列6気筒エンジンが搭載され、最高出力210kW〔286ps〕を達成。しかし、どれほどパワフルな走りの中でも、その存在から放たれるエレガンスや気品が失われることはなかったのです。
E12のMモデルは1974年よりBMW M社から台数限定で販売されていましたが、その技術の集大成としてリリースされたのが、BMW M535iです。特徴的なフロント・スポイラーと最高出力160kW〔218ps〕を発揮する6気筒エンジンにより、スタイルとパフォーマンスの両面で新たな基準を打ち立てました。
1987年末までに、72万2,000台以上のBMW 5シリーズ(E28)が生産されました。
生産期間:1981年-1987年
エンジン:1.8-3.5ℓ(66-210kW、90-286ps)、4気筒または6気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,620 / 1,700 / 1,415
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
第3世代
(BMW E34)
1988年に発表されたBMW 5シリーズ(E34)は、先代モデルよりボディ・サイズが大型化され、スタンスもよりワイドになりました。にもかかわらず、エアロダイナミクスを大幅に向上させ、0.30という卓越した空気抵抗係数(Cd値)を達成しています。その結果、BMW 5シリーズの内燃エンジン搭載モデルは、ヨーロッパ仕様で最高速度200km/h以上をマーク。ロング・ホイールベースとほぼ50:50の理想的な前後重量配分も相まって、息を呑むほどにダイナミックなパフォーマンスを実現したのです。
さらにこの年、4気筒エンジンを搭載したBMW 518iや、最高出力232kW〔315ps〕を誇るBMW M5も発売されました。
1991年には、BMW 5シリーズ ツーリングが登場し、世界中の話題を独占します。テールゲート全体を開かずにリヤ・ウインドーだけを独立して開閉できるようになった点も、ハイライトとして注目を集めました。さらに、ドアには横方向からの衝撃に対するプロテクション機能が装備され、安全性も一層向上しました。
1992年、BMW 5シリーズ初の4輪駆動モデルであるBMW 525iXが登場。また、BMW 530iとBMW 540iにはV型8気筒エンジンが初搭載され、極めて滑らかで重厚感のある走りを実現しました。さらに排気量3.8Lの直列6気筒エンジンを搭載したBMW M5は、最高出力250kW〔340ps〕を達成。このBMW M5には、ツーリング・モデルもラインナップされました。
第3世代の5シリーズ セダンは1995年まで、ツーリングは翌年の1996年まで生産が続き、合計130万台が世界中のオーナーのもとへ届けられました。
生産期間:1988年-1996年
エンジン:1.8-4.0ℓ(83-250kW、113-340ps)、4気筒、6気筒または8気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,720 / 1,750 / 1,415
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
第4世代
(BMW E39)
1995年からショールームに並んだ第4世代では、大胆なサイズ・アップが図られたにもかかわらず、先代と変わらぬ車両重量がキープされていました。サスペンションをオール・アルミニウム製とすることで、大幅な軽量化とともにねじれ剛性を向上させ、よりしなやかな乗り心地を実現したのです。また、ボディの4分の3以上に溶融亜鉛メッキ仕上げを施すことで、優れた防錆性も発揮。さらに室内には最大10個のエアバッグが搭載され、衝突時の安全性を格段に進化させています。
この第4世代(E39)では、エクステリア・デザインを日本人デザイナーの永島譲二が担当しました。空力特性を追求した流麗なフォルムは、クラス・トップレベルの空気抵抗係数(Cd値)を達成。伝統的なBMWのデザイン様式を取り入れた落ち着きのある佇まいは、色褪せることのない魅力として今もなおファンに愛されています。
1997年からはツーリング・モデルが加わり、さらにその翌年には直列6気筒コモンレール式ディーゼル・エンジンを搭載した初のBMW 5シリーズが登場します。高性能と高効率を両立するこの革新的なパワーユニットによって、BMWはディーゼルの世界にも金字塔を打ち立てたのです。4気筒ディーゼル・エンジンから、M5に搭載された最高出力294kW〔400ps〕の強烈なV型8気筒エンジンに至るまで。BMWが込めた情熱と技術の結晶は、卓越したパワーとかつてないフィールによって、すべてのドライバーの胸を熱くしたに違いありません。
2000年のフェイス・リフトでは、コロナ・リングと呼ばれる特徴的なスモール・ライトがヘッドライトに備わり、これに伴ってフォグ・ランプも角型から丸型へと変化しました。夜間でも見紛うことなき個性をもたらすコロナ・リングは、形状や機能を進化させながら、BMWのアイコニックなデザイン要素として今に受け継がれています。
第4世代のBMW 5シリーズは、2004年までに約148万台以上(うちツーリングが約26万台)が出荷され、前世代をさらに上回る世界販売台数記録を樹立しました。
生産期間:1995年-2004年
エンジン:2.0-5.0ℓ(85-294kW、115-400ps)、4気筒、6気筒または8気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,775-4,805 / 1,800 / 1,435-1,445
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
第5世代
(BMW E60、E61)
2003年にリリースされたBMW 5シリーズ セダンは、デザイン部門の統括者であったクリス・バングルの指揮のもと、独創的なエレガンスを纏って登場しました。彫刻のように削り出された造形が美しい陰影を生み、躍動感に溢れた個性をより洗練されたデザインによって体現したのです。また、最新のオペレーティング・システムを備えたコックピットでは、iDriveを使ってさまざまな機能を直観的にコントロールできるようになりました。運転に関する重要な情報をフロント・ウインドーに直接表示するBMWヘッドアップ・ディスプレイもオプション装備可能となり、ドライバーたちはその未来志向の操作フィールに胸を高鳴らせたのです。
第5世代のセダンではさらにボディ・サイズが拡大しましたが、その重量は増えるどころかモデルによっては75kgもの軽量化を達成するほどでした。これには、フロント部分に軽量アルミニウムを採用したことが大きく起因しています。アルミニウムとスチールを組み合わせたこの設計思想は、車両のボディ構造における新たなトレンドを生み出しました。
駆動系のハイライトは、なんと言ってもコーナリングでのロールを抑えるダイナミック・ドライブと、アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)です。これらの画期的なシステムとスポーティなサスペンションが相まって、並外れたドライビング・ダイナミクスを実現。そして、ディーゼルではコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、ガソリンではダブルVANOSを採用した最新の直列6気筒エンジンが、圧倒的なパワーと洗練されたフィールによって、走りの歓びを加速させました。さらにこの世代では、アダプティブ・ヘッドライトやブレーキ・ライトなど、夜間の視認性を高める新機能も登場しています。
2005年初頭にデビューしたBMW M5は、5LのV型10気筒エンジンを搭載し最高出力373kW〔507ps〕という桁外れのパワーを発揮。世界最速と謳われるセダンおよびツーリングのひとつとして、その名を轟かせました。
2007年に行われたマイナー・チェンジでは、ライトやバンパーの意匠が変更されてより現代的な外観に。BMW iDriveも大幅に改良され、使いやすさと精度がさらに向上しました。
生産期間:2003年-2010年
エンジン:2.0-5.0ℓ(120-373kW、163-507ps)、4気筒、6気筒、8気筒または10気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,841-4,855 / 1,846 / 1,468-1,512
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
BMW 5シリーズ グランツーリスモ
(BMW F07)
セダンやツーリングの開発と並行して、BMWは5シリーズにまったく新たなセグメントを誕生させました。BMW 5シリーズ グランツーリスモ ー 余裕のあるパワー、高い静粛性、乗り心地の良さなど快適な長距離ドライブを実現するグランツーリスモの本質に、セダンのエレガントさ、SUVの多才さ、そしてBMWのドライビング・ダイナミクスを巧みにミックスさせた比類なき個性が走り出したのです。
気品に満ちたスポーティネスは、特徴的なエクステリアにも映し出されていました。クーペさながらのルーフラインが描き出す、伸びやかなサイド・ビュー。大型のキドニー・グリルが示す存在感。L字型のテール・ライトによって強調されたワイドなスタンス。見る者の心を一瞬で捉えたのは、言うまでもありません。
パフォーマンスにおいても、さらなる改良が施されたエンジン、標準装備のダイナミック・ドライビング・コントロール、8速オートマチック・トランスミッションにより、最大限のダイナミクスと効率性を発揮。フロントにダブル・ウィッシュボーン式、リヤにインテグラル・アーム式を採用したサスペンション、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングなどの革新技術も相まって、走りの歓びを新たなる次元へと引き上げました。
室内にはゆったりとした空間が広がり、フレームレスのサイド・ウインドーや上質なレザー・シートがラグジュアリーな趣を演出。さらに、クルマと外の世界を結びつけるBMW ConnectedDriveによって、移動中でもさまざまな情報にアクセスしたり、BMWオンライン・サービスやBMWテレサービスの利用も可能に。この先進的なコネクティビティは、これまでに体験したことのない利便性をもたらしました。これに加え、BMWナイト・ビジョン(歩行者検知機能付)やレーン・ディパーチャー・ウォーニング、ハイビーム・アシスタントといった安全装備もオプションで用意されました。
生産期間:2009年-2017年
エンジン:2.0-4.4ℓ(135-330kW、184-450ps)、4気筒、6気筒または8気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,998 / 1,901 / 1,559
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
第6世代
(BMW F10, F11)
2010年の発売以来、約200万台以上の販売台数を達成し、BMW 5シリーズ史上最も成功を納めたのがこの第6世代です。スポーティでエレガントなデザイン、革新的なテクノロジー、そしてBMWならではの駆けぬける歓び。一切の妥協を排したそのクオリティとパフォーマンスによって、ビジネス・セダン・セグメントをリードする存在へと躍り出たのです。
この世代から、路面状況に応じて瞬時に前後アクスルへ駆動力を可変配分する、インテリジェント4輪駆動システムxDriveを搭載したモデルもラインナップに加わりました。エンジンにおける進化の勢いはとどまるところを知らず、最高出力300kW〔407ps〕を誇るV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン、最高出力220kW〔300ps〕を達成する直列6気筒のディーゼル・エンジンなど、ドライビングの歓びと効率性を最大限に引き出すパワーユニットが開発されました。
2010年9月からは、走りとスタイルをよりスポーティに磨き上げるM Sportが登場します。M スポーツ・サスペンション、M エアロダイナミクス・パッケージ、M ライト・アロイ・ホイールが、BMW 5シリーズをトップ・アスリートに仕立て上げました。インテリアでは、スポーツ・シートやマルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール、M セレクター・レバーなどのディテールが、ドライバーの走りへの情熱を駆り立てたのです。
2013年のフェイス・リフトでは、キドニー・グリルやライト周りのデザイン変更などによりリフレッシュが図られました。その他、エンジン出力の向上やキセノン・ヘッドライトの採用、Bluetooth対応のハンズフリー・テレフォンが標準装備となりました。
そして2016年、プラグイン・ハイブリッド・システムを搭載したBMW 530e iPerformanceが登場。卓越した効率性、優れた快適性、BMWならではのドライビング・ダイナミクスはそのままに、排気ガスを出さないゼロ・エミッション走行を可能にしました。
生産期間:2010年-2017年
エンジン:2.0-4.4ℓ(105-423kW、143-575ps)、4気筒、6気筒または8気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,899-5,039 / 1,860 / 1,464-1,471
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
第7世代
(BMW G30, G31)
2017年、ビジネスアスリートのために進化を遂げたBMW 5シリーズ セダンは、ロング・ホイールベース、伸びやかなボンネット、流麗なルーフ・ラインといった典型的なBMW セダンのプロポーションによって、自信に満ちた存在感をアピール。同時に精緻なラインとシンプルな面構成との魅力的なコントラストが、モダンで洗練されたスタイルを際立たせていました。キドニー・グリルとヘッドライトは繋がるようにデザインされており、ワイドなスタンスを強調。フロント・マスクからリヤのテールパイプに至るまで、全身から比類なきエレガンスとスポーティネスが放たれるようデザインされていたのです。
先進のプラグイン・ハイブリッド、優れた環境性能を誇るクリーン・ディーゼル。そして高効率を極めたガソリン・エンジン。新たな時代の駆けぬける歓びを切り拓くために、BMW 5シリーズには3種類の高性能なパワー・ユニットが用意されました。そのいずれもが効率性に優れ、クラス・トップレベルのダイナミクスを実現。アダプティブ・サスペンションやインテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリング・システム)と相まって、忘れがたいドライビング体験へと導いたのです。
単調な交通状況あるいは危険度が高い局面での走行においては、ドライビング・アシスト・プロフェッショナルが活躍。レーン・チェンジ・ウォーニング、アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキなど各種の運転支援テクノロジーによって、快適性と安全性が最大限に引き上げられました。
2020年には、デザインを一新したキドニー・グリル、ひときわフラットになったヘッドライト、BMWレーザー・ライトやボディ・カラーの多彩な選択肢などが、新たなアピアランスを演出。インテリアではオプションのフロント・コンフォート・シートが快適性を、BMWライブ・コックピットが視認性と操作性を向上させ、エレガントなインテリアとゆとりの空間は、すべての乗員にファーストクラスの寛ぎをもたらしています。
卓越したドライビング・ダイナミクスと数々のイノベーションを組み合わせた第7世代のBMW 5シリーズは、日常的なドライブでも長距離旅行でも、優れた快適性と安心を約束しながら、大いなる歓びへといざないます。
生産期間:2017年-2023年
エンジン:2.0-4.4ℓ(135-467kW、184-635ps)、4気筒、6気筒または8気筒
全長 / 全幅 / 全高(mm):4,945-5,000 / 1,870-1,905 / 1,465-1,500
※記載の情報やデータは一部ヨーロッパ仕様車値を含む場合があります。
第8世代
(BMW G60, G61)
どの時代にも、未来へと導く伝説的な名車が存在します。第8世代のBMW 5シリーズも、まさにそうなるべくして生み出されたモデルです。そのスタイルは、世界中から支持されてきたBMW 5シリーズの伝統を受け継ぎながら、よりモダンに進化を遂げています。伸びやかなボンネット、流れるようなルーフライン、ロング・ホイールベース。典型的なBMWセダンのプロポーションはそのままに、キドニー・グリルを光で浮かび上がらせるBMWアイコニック・グローやBMWインタラクション・バーなど数々の先進的なエレメントによって、そのエクスクルーシブな魅力を高めているのです。
最大のトピックは、シリーズ初の電気自動車、BMW i5の登場。刺激的なドライビング・フィールとゆとりの航続可能距離を両立するこのモデルに加え、ガソリン・エンジンやディーゼル・エンジンのパワーを余すところなく走りの歓びに変換するBMW 5シリーズ、そしてMの遺伝子が脈打つハイパフォーマンス・セダン、BMW i5 M60 xDriveが、あなたをどこまでも駆り立てます。
ドライバーズ・シートに身を置いた瞬間、先進性極まるコックピット体験があなたの五感を揺さぶります。極めて直観的かつインタラクティブな操作フィール、音声アシスタントとの心躍るコミュニケーション、そして充実のコネクティビティ機能。走り出せば、あらゆる条件下においてドライビング・アシスト・プロフェッショナルが最適なサポートを提供します。
生産期間:2023年以降
パワー・ユニット:2.0ℓ 4気筒エンジン、電気モーター(140-442kW、190-601ps)
全長 / 全幅 / 全高(mm):5,060 / 1,900 / 1,505-1,515