1989年のフランクフルト・モーターショー（IAA）で、初代6シリーズ（E24）の実質的な後継車として発表された、最初の8シリーズ（E31）。最初の一台が納車される時点で、既に5,000台以上の予約が入るほどに好評を博しました。美しいカーブが印象的なリヤを持つウェッジ・シェイプのボディ。フラットなフロントは伝説のM1を彷彿とさせ、1992年にラインナップに加わった850CSiでは、最高出力221kW〔300ps〕のV型12気筒エンジンがダイナミックなパフォーマンスを発揮しました。数多くの革新的な技術が搭載されるとともに、リトラクタブル・ライトを採用。クーペの頂点に相応しいプレミアム性を備えたモデルでした。
 

■生産期間：1989年～1999年​

8シリーズ初のオープン・エア・モデルとして2019年に登場したカブリオレ（G14）。流麗なシルエットとパワフルなテールにより、息を呑む官能的なスポーティネスを印象付ける一台です。そのソフトトップは48km/h以下の速度であれば、走行中でもわずか15秒でオープン／クローズが可能。走りの愉しみを妨げることはありません。気品と輝きに満ちたインテリアに加え、シートには乗員の首回りを温かく保つエア・カラーを標準装備。寒い日でも快適なドライブを叶えます。光と風を浴びて駆けぬける快感が、どこまでもあなたの心を解き放ちます。
 

■生産期間：2019年～2024年​

世界で8台だけの至宝。2018年のジュネーブ・モーターショーで公開されたコンセプト・モデルをベースに、BMW M社が誇るオーダーメイド・プログラム「BMW Individual Manufaktur」の技術と美学のすべてを注ぎ込んだ特別なモデル。見るたびに表情を変える特別なボディ・カラー「オーロラダイヤモンド・グリーンメタリック」を纏った珠玉のM8 グラン クーペは、日本を含む世界7カ国のオーナーのもとへと渡った。

誇り高きMの遺伝子を、至高のエクスクルーシビティが極点へと導く。国内限定8台として設定された『The Final Edition - 1 of 8』には、通常モデルにはない専用インテリア・バッジやホイールに加え、鍛え抜かれたパフォーマンスをさらに強化し、快適性を向上させる数々の特別装備が設定されました。 Mの頂点に君臨するBMW M8のラストを飾った8台です。