BMW Driving Experience 2023 at 富士スピードウェイ

〔Report〕
BMW Driving Experience 2023
at 富士スピードウェイ

BMWを、走ることを、もっと愉しむために。
4年ぶりの開催となった「BMW Driving Experience 2023」。

世界各国においてBMWが実施しているトレーニング・プログラム「BMW Driving Experience」。日本においても多くのドライバーに走りのノウハウを授けてきたが、新型コロナウイルス感染症等の影響もあり、2019年を最後に中断を余儀なくされていた。
 

そして今年、実に4年ぶりとなる「BMW Driving Experience 2023」が、6月20日に富士スピードウェイにて開催された。

SPECIAL MOVIE

富士スピードウェイにて開催された「BMW Driving Experience 2023」のスペシャルムービー。

プログラムの雰囲気を感じられるムービーとなっております。是非ご覧ください。

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正しい知識が、理想の走りを叶える。
座学による講習からスタート。

正しい知識が、理想の走りを叶える。 座学による講習からスタート。

トレーニング・プログラムは、路上ではなく教室からスタートする。BMW Driving Experience チーフ・インストラクターを務める菰田潔氏による、安全運転とスキルアップに直結する貴重なレクチャー。受講者はドライビング・ポジション等の基本的な事項から、理想的なコーナリング・ラインやタイヤ理論といった多岐にわたる内容を学んだ。

フル・ブレーキングで、
クルマの限界と進化を体感する。

座学が終わると、いよいよクルマに乗り込んで行う実技講習。ひとつめのテーマはブレーキング。インストラクターの萩原秀輝氏による指導のもと、60km/hからのフル・ブレーキングを体験。最初はなかなか強くブレーキを踏み込めない受講者もいるなか、萩原氏の的確なアドバイスも交えながら、最終的にはABS(アンチロック・ブレーキング・システム)を作動させながら障害物を回避するレッスンまでをこなした。

フル・ブレーキングで、 クルマの限界と進化を体感する。

「普段やってはいけないこと」を
敢えて試してみる。

「普段やってはいけないこと」を 敢えて試してみる。

次の実技講習のテーマはコーナリング。散水車により人為的に作り出したウエット路面上で、アンダーステアとオーバーステアの状態を体験する。インストラクターである佐藤久実氏の言葉を借りると「普段やってはいけないことを、安全な環境で“敢えて”試してみる」のが、この講習の目的とのこと。オーバーステア状態からのスピン回避テクニックまで、公道ではまず不可能なクルマの挙動を経験する貴重な機会となった。

菰田 潔 KIYOSHI KOMODA

菰田 潔
KIYOSHI KOMODA

BMW Driving Experienceが日本で開校となった1989年からチーフ・インストラクター。ドイツ、ニュルブルクリンク北コースで開催されるBMW M社のトレーニングでも日本人向けのインストラクターを務める。

萩原 秀輝 HIDEKI HAGIHARA

萩原 秀輝
HIDEKI HAGIHARA

モーター・ジャーナリスト、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。クルマに対する知識とドライビング理論を基に、BMW Driving Experienceのインストラクターを務める。

佐藤 久美 KUMI SATO

佐藤 久美
KUMI SATO

大学在学中にレース・デビュー。ニュルブルクリンク24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースなど海外の24時間レースでも入賞を果たす。レースで培ったスキルをベースに、ドライビング・インストラクターとしても活動。

“M”のパフォーマンスを、
レーシングコースで存分に実感。

“M”のパフォーマンスを、 レーシングコースで存分に実感。

2つの実技講習を終えた受講者を待っていたのは、ピットロードに居並ぶ数々のMモデル。デビュー間もないニューBMW M2をはじめ、M4やM8などがいずれもピレリ社の高性能タイヤを履いて勢揃いした。コース上ではペースカー先導での走行ではあるものの、コーナーを抜けてゆく際のスポーティなハンドリング、シャシーの剛性やしっかりと効くグリップ、そしてなにより、富士スピードウェイの約1.5kmにもおよぶホームストレートをフル加速で駆けぬける昂奮と爽快感を、大いに感じられたことだろう。

約半日にわたって行われた「BMW Driving Experience 2023」。すべてのプログラムを終えた受講者には、菰田氏より一人ひとりに修了証が手渡された。どの顔も、大きな歓びと充足感にあふれていたことは言うまでもない。

 

また、ピット内ではBMW M史上初のプラグイン・ハイブリッド・モデル、ニューBMW XMの展示も行われた。
ハイ・パフォーマンスを映し出すエクステリアと、次世代のラグジュアリーを具現化したインテリア。新たなる時代の到来を象徴する一台を、受講者たちも興味津々といった感じで仔細に眺めていた。

 

ドライビングを、より多くの人に、より安全に、より愉しんでいただくために。BMW Japanでは、今後もこのような取り組みを積極的に行なっていく予定だ。

BMW Driving Experience 2023 Highlight

当日のMモデル・ラインアップ

関連情報

 M MODELS

M MODELS

「M」の称号。 それは、BMWがサーキットで鍛え上げた、究極のスポーツドライビングの証。

M1から連なるレーシングカーのDNAは、今なお進化し、革新の最先端を走り続けている。

サーキットから享受されたノウハウを反映し、比類なきハイ・パフォーマンスと革新的なテクノロジーを融合させたMモデルのラインナップは、時代を超えてますます加速を続ける。

BMW Motorsport Portal

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BMW Mの称号がサーキットを駆けぬける。今シーズンのモータースポーツに関する情報をお届けします。

BMW M Motorsport認定ディーラー

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BMW M2 CS Racing用の競技車両は、日本においてはBMW M Motorsport認定ディーラーでご購入いただけます。

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