M One Make Driving Lesson Event

〔Report〕
M ワンメイク・ドライビング・レッスン開催レポート
at 富士スピードウェイ

灼熱のサーキットを、颯爽と駆けぬける。
50台以上が集結したイベントの模様をレポート。

BMW Japanと自動車専門誌『LE VOLANT』のコラボレーションにより、10年以上にわたって継続開催されている「M ワンメイク・ドライビング・レッスン」。日本を代表するサーキットである富士スピードウェイにて、2023年8月29日(火)に開催された同レッスンの模様をレポートする。

BMW Driving Experience Report

朝から快晴となったサーキットには、50名を超える熱きBMWオーナーたちが集結。ラップタイム更新を狙うリピーターから、BMWの「駆けぬける歓び」を確かめようと参加した乗り換え組、そして試乗会でいち早く最新モデルを確かめたいユーザーまで、それぞれの思いを胸にした意欲的な参加者で溢れていた。

また、BMWを愛する者の集まり故に、参加者同士交流を深めるシーンが至るところで見受けられるのも、このレッスンの特長である。

午前中は2つのグループに分かれて「パイロン・スラローム走行(ハンドリング・レッスン)」と「ニュー・モデル試乗会」が行われた。

パイロンをクリアするたび、走りの熱は高まりゆく。

BMW Driving Experience Report

参加者は午後のサーキット走行を想定した特設パイロン・コースを、1セットにつき数周ずつ周回。無線を通じ、インストラクターから走行中にリアルタイムでアドバイスを受けられる貴重な機会。どの参加者もセットを重ねるたびにクルマのポテンシャルを引き出してゆく。その走りは目に見えて上達していった。

特設コースでのハンドリング・レッスン。BMW Driving Experienceでもインストラクターを務める萩原秀輝氏をチーフに、国内外における豊富な参戦経験と実績を誇る木下隆之氏が登場。さらにSUPER GTで活躍する川合孝汰選手や、GTワールド・チャレンジ・アジアに参戦中の井上雅貴選手という、若手ドライバーを交えたプロフェッショナルな講師陣が揃った。

BMW Driving Experience Report

トレーニングをサポートするプロフェッショナルな講師陣。

 萩原 秀輝 氏 HIDEKI HAGIHARA

萩原 秀輝 氏 HIDEKI HAGIHARA

モーター・ジャーナリスト、BMW Driving Experienceインストラクター。

今回のレッスンではチーフ講師として、ドライビング・ポジションやステアリング操作、ペダル・ワークなどを座学形式でレクチャー。

 木下 隆之 氏 TAKAYUKI KINOSHITA

木下 隆之 氏 TAKAYUKI KINOSHITA

レーシング・ドライバー、モーター・ジャーナリスト。国内外のレースで数々の優勝経験を持つ。

2023年も出場を果たしたニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ)では、日本人最多の参戦回数を誇る。

Mの進化と魅力を、最新モデルで改めて体感。

Driving Lesson 2023

ハンドリング・レッスンの合間に実施されたニュー・モデルの同乗走行プログラムには、M2とM8 Competition クーペという、サイズも駆動方式も異なる対照的な2台が登場。

助手席のインストラクターから解説を受けつつのドライブではBMW Mの真髄を体感できたようで、どちらのモデルにおいても、走行を終えたドライバーは充実の表情を湛えていた。

また、ニュー・モデル試乗会には総勢8モデルをラインアップ。前の2台に加え、電気自動車であるiX M60やi4 M50、PHEVモデルのXM、そしてM5やM4をスタンバイ。

参加者は自らの興味に応じて、最新鋭のMの世界を存分に堪能していた。

Driving Lesson 2023

極限の走りを体験できる「サーキット・タクシー」も復活。

サーキット・タクシー

午後に行われた国際レーシングコースでのプログラム。先導走行でコースを周回する「サーキット・エクスペリエンス」に加え、希望者向けの有償プログラムである20分×3回のフリー走行が行われた。

さらに、今回のレッスンから「サーキット・タクシー」が復活。プロの駆るMモデルに同乗し、レーシングコースでの極限のドライビングを間近で体験できる人気プログラムとあって、希望者が途切れなかったのは言うまでもない。

盛りだくさんのプログラムで、BMW Mのポテンシャルを十二分に感じられるこのレッスン。すべてのプログラムを通じて今回も大きなトラブルに見舞われなかったのは、ひとえに参加者のグッド・マナーのおかげであった。同時に、灼熱のサーキットでの走行をこなしたにもかかわらず、イベント終了後はそのまま自走で帰宅できるタフな信頼性とドライビングの快適性も「駆けぬける歓び」を標榜するBMWならではといえるだろう。
 

走るたびに、ドライバーを魅了してゆくBMW。ある参加者は、普段の運転では引き出せなかったクルマのさらなるパフォーマンスに驚くとともに「今度はぜひフリー走行にも挑戦してみたい」と、早くも次回開催を心待ちにしている様子だった。

HIGHLIGHT.

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M MODELS

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「M」の称号。 それは、BMWがサーキットで鍛え上げた、究極のスポーツドライビングの証。

M1から連なるレーシングカーのDNAは、今なお進化し、革新の最先端を走り続けている。

サーキットから享受されたノウハウを反映し、 比類なきハイ・パフォーマンスと革新的なテクノロジーを融合させたMモデルのラインナップは、時代を超えてますます加速を続ける。

BMW Motorsport

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BMW Mの称号がサーキットを駆けぬける。今シーズンのモータースポーツに関する情報をお届けします。

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BMW M2 CS Racing用の競技車両は、日本においてはBMW M Motorsport認定ディーラーでご購入いただけます。

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REPORT BY LE VOLANT

今回のドライビング・レッスン、『LE VOLANT』側からのレポート記事は、以下のリンクから。