2020年10月31日(土)、栃木県のテストコースにてBMW M Performanceモデルのドライビング講習会が開催されました。
抽選で当選した参加者が高速周回路やスキッド・パッドなど、多彩なコースで行われた本格的なトレーニングをしました。
SPECIAL MOVIE.
すべては、正しいドライビングポジションから。
最初のトレーニングは菰田(こもだ)インストラクターによる座学から。
ステアリングの握り方、切り方をはじめ、正しいドライビング・ポジションこそがクルマを意のままに操るための基本であることを学び、座学が進むにつれ参加者たちの表情も徐々に真剣になっていきました。
高速バンクを駆けぬける、ハイスピード・トレーニング。
参加者は3チームに分かれ、外周路/ハンドリング路、ウェット路、スキッドパッドでのトレーニングがスタート。外周路の高速バンクは、近づくと人が立てないほどの傾斜であることに驚く。ここでの教習車はBMW M235i xDrive。スタイリッシュなクーペフォルムに秘めた、高次元の走りを堪能するには最適なモデルである。インストラクターの先導車に続き、参加者も次々とコースイン。徐々にペースが上がっていくと、かなりの迫力である。同乗する機会を得たが、バンクが壁のように迫ってくるので、なかなかスリリングな体験であった。
正確なステアリング操作とライン取りを学ぶ。
外周路の中に設けられたハンドリング路は、大小さまざまなコーナーが続くテクニカルなコース。スローイン・ファーストアウトを心がけていても、侵入でオーバースピードとなってしまうクルマも見受けられたが、トレーニング後半では皆、綺麗なライン取りで次々とコーナーをクリアしていくように。
真剣な表情でBMW M235i xDriveを駆る参加者たちの顔が印象的だった。
フル・ブレーキングを体験するウェット路トレーニング。
つづいてはウェット路でのブレーキングトレーニング。教習車はプレミアム・コンパクトハッチのBMW M135i xDriveだ。野太いマフラーサウンドを轟かせながら加速し、インストラクターの合図でフル・ブレーキング。自分が思っていた以上にブレーキを踏めず制動距離が長くなり、驚きの表情の参加者も。ブレーキを限界まで踏み込む。これは普段、なかなか体験できない貴重なトレーニングである。
スキッド・パッドでの定常円旋回トレーニング。
最後のトレーニングは、滑りやすい低路を再現したスキッド・パッドでの定常円旋回。定常円旋回とは、綺麗な円を描きながらクルマを走らせること。アクセルでリアを流し、ステアリングでフロントを流すイメージと頭で分かっていても、なかなかコツを掴むのは難しい。
BMW M340i xDriveとは言え、クルマの挙動もシビアになるため油断するとすぐにスピンモードに。それでも参加者たちは周回を重ねるにつれて、確実にドライビング・スキルを上げていった。
全トレーニングを終えて。
すべてのトレーニングを終えた参加者のみなさんに感想を聞いてみた。「高速バンク走行は非日常を味わえて興奮した」、「とても面白かった。特にフル・ブレーキングは体験できて本当に良かった」「BMW M Performanceモデルの走りの良さ、基本性能の高さに驚いた」など、有意義なトレーニングとBMW M Performanceにご満足いただいた様子。次回、この体験を手にできる幸運の持ち主は、あなたかもしれない。
関連情報
M MODELS
「M」の称号。 それは、BMWがサーキットで鍛え上げた、究極のスポーツドライビングの証。
M1から連なるレーシングカーのDNAは、今なお進化し、革新の最先端を走り続けている。
サーキットから享受されたノウハウを反映し、比類なきハイ・パフォーマンスと革新的なテクノロジーを融合させたMモデルのラインナップは、時代を超えてますます加速を続ける。
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