リコール情報
リコール 外-3860
統合ブレーキシステム モニタリング機能追加
弊社におきましては、2025年2月7日にリコール外-3860統合ブレーキシステムモニタリング機能追加を国土交通省に届出いたしました。
■リコール外-3860の概要
よくあるご質問
統合ブレーキユニットにおいて製造管理が不適切なため、まれに電気的接触不良が発生する可能性がございます。電気的接触不良の要因は、モーターセンサーの回路基板への異物の付着や、コンタクトピンを設計見取りが不十分な長さに拡張したことによります。電気的接触不良が発生した場合、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示され、フォールバックモードによってブレーキ操作時に通常より強い踏力が必要になるおそれがございます。
なお、リコール外-3787(令和6年6月26日届出)統合ブレーキユニットの対象車両は本リコールに統合されます。状況により実施内容が異なりますので以下のQAもご確認ください。
統合ブレーキシステムのソフトウェアを更新することにより、車両にモニタリング機能を追加させて頂くとともに当該機能に関する説明を車載の取扱説明書に追加させて頂きます。
さらに、モニタリング機能によってフォールバックモードに繋がるリスクが検知された車両には、BMW正規ディーラーへのご入庫をお願いするメッセージを車両に表示させ、BMW正規ディーラーにて統合ブレーキユニットを良品と交換させて頂きます。
はい、ブレーキは効きます。
ただしブレーキ倍力機能が作動しない事があるため、通常よりも強い踏力が必要となる場合がございます。
プログラムを更新することにより、ブレーキシステムをモニターし、フォールバックモードに繋がるシステム障害を事前に検知することが可能となります。
以下の警告灯が点灯し、チェックコントロールメッセージが表示されます。
「ブレーキシステム」「慎重に走行してください。最寄りの正規ディーラーで点検を受けて下さい。」

車両のコントロールディスプレイにBMW正規ディーラーへのご入庫をお願いするチェックコントロールメッセージが表示され、警告灯が点灯いたしますので、最寄りのBMW正規ディーラーにご連絡をお願い致します。
また、弊社コールセンターあるいはインカーコミュニケーションメッセージを通して、ご入庫依頼のためにご連絡をさせて頂く場合がありますので、予めご了承ください。
はい。
全ての車両において統合ブレーキシステムにシステム障害が発生するものではありません。そのため、車両ソフトウェアの更新により追加させていただくモニタリング機能によって、障害が発生する可能性を事前に検知させていただきます。検知された場合、統合ブレーキユニットの交換が必要です。
ご案内をお受け取りになられたお客様においては正規ディーラーへご入庫頂き確認が必要です。確認結果に応じて再度プログラミングさせて頂きます。
なお、確認作業は無償です。
はい。
引き続き車両をご使用いただくことが可能です。ただし車両のコントロールディスプレイ、または、ご登録のMy BMWアプリにメッセージが表示された場合は、速やかに最寄りのBMW正規ディーラーにご連絡を頂きご入庫をお願い致します。また、万が一ブレーキ関連の警告灯が点灯したり、お客様にて障害や異常を感じられたりした場合にも、BMW正規ディーラーへご入庫をお願い致します。
はい、必要ありません。
全ての車両において、統合ブレーキシステムにシステム障害が発生するものではありませんので、リコール 外-3787の対象車両においても、まずモニタリング機能を追加させていただきます。
さらなる安全性を確保するために作業は必要になります。
その後のさらなる検証の結果、リコール 外-3787で交換させて頂いた統合ブレーキシステムにおいてもモニタリングを継続させて頂きたく、今回のリコールを実施させて頂きます。